ついにGoogle Chrome for Mac betaが公開されたので、早速試してみました。以前からあった非公式ビルドを試した方も多いとおもうので、Chromeの特徴的な機能を紹介するのはやめておいて、今回のβ版で気になった点を2つ書いておきます。ちなみに今回のβ版はv4.0.249.30となっています。
拡張機能(エクステンション)非対応
SafariにはないChromeの特徴として拡張機能がありますが、現時点ではMac版はこれに対応していません。chrome://extensions/にアクセスすると「ギャラリーから探しますか?」と聞かれてChrome Extensions Galleryに飛ぶことができますが、そこで "Google Chrome Extensions are not supported on Mac yet. We are working to enable them soon." と言われてしまいます。将来的には利用できるようになりそうです。
表示が崩れる
SafariもChromeもレンダリングエンジンにWebKitを採用しているのでほとんど表示は同じになりますが、ChromeのWebKitはGoogleが独自に手を加えたものなので、微妙に違う結果になることがあります(Chromeの結果が崩れる)。
これはTwitterのサイト上の一部のスクリーンショットで、上がSafari、下がChromeです。Chromeではこんな感じで表示が崩れる箇所が少なからず見られます。まあ実用上はあまり問題ありませんが。
まあ悪い点2つを挙げてしまいましたが、基本的にはいいブラウザです。Gmailがメチャメチャ早くなります。とりあえず試してみてはいかがでしょうか。Intel専用、Leopard以降のMacに対応しています。