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2011-07-25

LionのAppleScriptの新機能:Global script application targets

AppleScriptでは、他のアプリケーションを操作する際にtell application "Safari"といったように(ofを使わない限りは)tell構文を使う必要がありました。Lionでも基本的にこれは変わりませんが、スクリプト全体を通してtell先のアプリケーションが同じ場合、スクリプト全体のtell先を指定することでtell構文を省略できるようになりました。

この新機能を利用するためには、AppleScriptエディタの環境設定で「"tell application"ポップアップメニューを表示」というオプションを有効にします。

すると、エディタの編集部分の上に「tell cuurent application」というポップアップが現れるので、ここでアプリケーションを選択すると、スクリプト中でそのアプリケーションに対してtellする必要がなくなります。

例えば、

tell application "Safari"
 search the web for "applescript"
end tell

といったスクリプトは、先のポップアップでSafariを選択すれば、

search the web for "applescript"

だけでよくなります。

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