僕はいつも通学に東急田園都市線を使っています。なんでいきなりそんな話をするかというと、今朝僕が乗ってたすぐそばで痴漢騒ぎがあったからですよ。ええ、目の前ですよ。
急行清澄白河行き。田園都市線乗ってる方は分かると思いますけど、電車が二子新地駅を通り過ぎるあたりで減速するんですよ。ちょうどそのとき、乗ってた女の子が半泣きで「この人痴漢です」って言い出した。この人
ってのは、近くにいたサラリーマンっぽい人。女の子とサラリーマンはそのあと二子玉川駅で降りた。女の子がサラリーマンをホームに引きずり出したみたいだけど、そんなことしなくても降りる客の流れで2人ともホームに降りてただろうよ。僕も大井町線に乗り換えなきゃいけなかったのでそこで降りた。そのあと2人がどうなったのかはわからない。
さっきも言ったけど、僕はすぐそばにいた。そしてだ、僕が見た限りではそのサラリーマンは両手とも上にあった。つまり痴漢なんてしてなかったわけだ。
では、その女の子は嘘をついたんだろうか?世の中には自分の利益のために「痴漢に遭った」と嘘をでっち上げる人種がいるようだけど、僕が見た限りではその子はそんな感じではなかった。女の子は僕より背がちょっと低くて、電車に乗り馴れてないような感じだったので、多分入学したばかりの高校1年生かな。慣れない混雑のせいで、他のものが当たったのを「痴漢」と勘違いしたんじゃないかと思う。実際、そういう話はよく聞く。
さて、ここで少なくとも2人の人間が不快な思いをしているわけなんだけれど、いったい誰のせいなんでしょうか。サラリーマンはもちろん悪くないし、女の子だって悪意で嘘をついたわけじゃない。そうなると、悪いのは鉄道会社(この場合は東京急行)になる。
東急田園都市線では、一番後ろの車両は女性専用になっている。鉄道会社によると、これは痴漢を防止するためらしいんだけど、全然防止できてないじゃん。女性専用車は(田園都市線も東横線も)他の車両より少しすいてる感じ。つまり、他の車両はより混んでいるわけだ。これだと逆に痴漢が発生しやすいんじゃないの?
やっぱり、こんな本末転倒な事態は避けないといけない。じゃあどうすればいいんだろうか。僕は、鉄道会社は女性客に対してできるだけ専用車に乗るようお願いするべきだと思う。そうすることで、専用車と他の車両の混雑の格差が縮まって、上のような事態が起きなくなると思うんだ。これができないのなら、専用車なんて廃止してしまった方が全然いいと思う。だって、痴漢を増やす女性専用車なんて意味ないじゃん。
皆さんはどう思いますか。