ええと、僕は女性専用車両に対して否定的な考えの持ち主なわけなんですが、ちょっと気になる記事を1つ。女性専用車両、台湾では男女に不評…3か月で存続危機(読売新聞)。どうやら台湾の鉄道に導入された女性専用車に乗客たちが不満を抱いていて、早ければ11月にも廃止することになるそうです。
記事中には、「同じ運賃を払う男性の権益侵害」
っていう乗客のコメントがありますが、全くその通りだと思います。鉄道のような公共性の高いものが性別によって利用が制限されるのはあってはならないと思うんですよ。一部の女性団体は「男女同権」の立場から“女性隔離”を強く批判している
とも書いてありますね。日本の女性団体は男性が少しでも優遇されるとすぐに騒ぎ出すのに、女性が男性より有利な状況では何も言わない。こういうのは男女平等じゃなくて女尊男卑って言うんですよ。
っていうか、この記事の見出しもおかしいですよね。「台湾では
」って、まるで日本では好評みたいな書き方じゃないですか。日本でも専用車を嫌がる人は多いと思うんですけど。女性専用車両に反対する会なんてのもありますし、東急東横線で女性専用車の運行時間が縮小されたのも苦情が殺到したかららしいですし。
はっきり言って、これはただの女性客の機嫌取りにしか思えません。女性専用車以外の痴漢防止策ってないものでしょうか。